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口糊加工の見本

封筒に便利な機能をプラスする『口糊加工』をご存じですか?
このページでは、口糊加工の種類やメリット、選び方をご紹介します。

口糊加工とは?

口糊加工とは封筒の開封部分にあらかじめ糊や粘着剤を加工することで、簡単かつ確実に封を閉じられるようにする技術です。この加工を施すことで、手間を省き、作業効率を向上させることができます。

口糊加工』のメリット「なぜ口糊加工が選ばれるのか?」

簡便性アップ!

封筒を封緘(ふうかん)する際に、特別な道具や別の糊を必要とせず、すぐに封を閉じることが可能です。例えば、テープを剥がすだけ、または軽く湿らせるだけで完了します。簡単・スピーディーに封を閉じることができるのです。

安全性アップ!

封をしっかり閉じられるので重要書類に最適!口糊加工済みの封筒はしっかりと密閉できるため、郵便物や重要書類が配送中に開封されるリスクを軽減します。

作業効率アップ!

大量の封筒を扱う場合でも、迅速に封緘(ふうかん)作業を進められるため、作業時間を大幅に短縮できます。作業効率の向上によりコスト削減が可能に!

口糊加工の種類

弊社ラインナップは、アラビア口糊アドヘア口糊両面テープホットメルト加工の4種類があります。 用途に応じてお選びください。

アラビア糊

アラビア糊

フタ部分にアラビア糊(水のり)を塗布して乾燥させたものになります。主に洋形封筒(封筒の幅が広い辺に封入口がある製品)の糊として使用されます。封緘時には塗布面に水をつけて、胴側に押し付けることで接着しますので、剝離紙などのゴミを出さないうえに、封緘の手間を減らすことができます。湿らせてなければ、封筒同士で接着することはないので、保存にも適してます。

主な特徴

  • 糊がペーストした状態で塗布されており、水分を加えると粘着力が発生する。
  • 糊の粘着力が劣化しにくいため、封筒をストックしておく場合にも安心。

アラビア糊のメリット

  • 経済的で大量生産または大量発送に適しています。
  • 湿らせていなければ、封筒同士で接着することもないので、保存にも適してます。

アラビア糊のデメリット

  • 封を閉じる際に水分を準備する手間が必要です。
  • 水をつけて糊を接着するため作業スピードが遅くなる場合があります。

アラビア糊の加工位置

フタに加工

アラビア糊の加工サイズ

アラビア糊加工の展開図
アドヘア糊

アドヘア糊

フタ側と胴側の両方にゴム状の接着剤を塗布して乾燥させたものになります。塗布面を押し付けることで接着しますので、剝離紙などのゴミを出さないうえに、封緘の手間を減らすことができます。ただし、糊加工面が空気にさらされて粘着性が劣化しますので、大量で短期間という用途にご使用いただく場合に最適です。(保存状態にもよりますが、品質保持の目安は3〜6ヶ月になります)

主な特徴

  • ペーストの面同士を押し付けるだけで封緘できます。
  • 何も準備は必要なく手で押さえるたけなので簡単でスピーディーな作業になります。

アドヘア糊のメリット

  • 水やテープやのりは不要で、そのまま使用できます。
  • ゴミが出ないため環境に優しい。

アドヘア糊のデメリット

  • 粘着力が時間とともに劣化する場合があります。
  • 密閉性は他の加工タイプに比べてやや劣ることがあります。

アドヘア糊の加工位置

フタと胴の両方に加工

アドヘア糊の加工サイズ

アドヘア糊加工の展開図
ホットメルト糊

ホットメルト糊

封入口に糊加工を施して、その上に剥離紙を被せたものになります。剥離紙が糊の塗布範囲よりも大きくなりますので、封緘時にはがしやすいのも特徴の一つです。加工箇所につきましては、フタ側、胴側のどちらかご選択いただけます。また、有機溶剤を使っていないことから毒性がないことも魅力の口糊です。
保管状況によりますが、長期保管に適しております。

主な特徴

  • 強い粘着力があり、はがれにくく、高い密閉性があります。
  • 防湿性に優れており、輸送中や保管中にかかる外部からの負担の影響を受けにくいです。

ホットメルト糊のメリット

  • 高い密閉性と耐久性を実現できます。
  • 防湿性があるため、内容物をしっかり保護します。

ホットメルト糊のデメリット

  • 加工コストが他の口糊タイプよりも高くなります。
  • 一度、封を閉じてしまうと、再利用ができない。

ホットメルト糊の加工位置

フタか胴のどちらかに加工

ホットメルト糊の加工サイズ

ホットメルト糊加工の展開図
テープ糊

テープ糊

封入口にテープを貼り付けたものになります。口糊というよりは、口テープ加工といえる「テープ」ですが、こちらは、封筒のフタの部分に両面テープが付けるタイプの加工です。加工箇所につきましては、フタ側が一般的ですが、フタ側、胴側のどちらかをご選択いただけます。
両面テープのため、長期保存に適しており、糊を使っている封筒よりも接着強度が高く、安定した強い粘着力を保ちます。封をするときには剥離剤を外してフタを閉じます。

主な特徴

  • テープを剥がすだけで即座に封が閉じられます。
  • 粘着力が非常に強く、長期保存や配送中の破損防止効果に優れています。

テープ糊のメリット

  • 手間がかからず、作業効率が非常に高い。
  • 粘着力が強力で、安全性が高い。

テープ糊のデメリット

  • 剥離紙がゴミとなる。
  • 他のタイプに比べて加工コストが比較的高い。

テープ糊の加工位置

フタか胴のどちらかに加工

テープ糊の加工サイズ

テープ糊加工の展開図

口糊加工の比較表

口糊加工は封筒の用途や目的に応じて様々な種類が選べます。それぞれの加工には特徴やメリットがあり、使う場面に応じて最適なタイプを見つけるようにしましょう。

アラビア糊 アドヘア糊 ホットメルト 両面テープ
加工できる箇所 フタ フタと胴の両方 フタか胴のどちらか フタか胴のどちらか
封の簡単さ △(水が必要) ◎(手で押さえるだけ) △(剥離紙をめくる △(剥離紙をめくる
ゴミの量 無し 無し 紙ゴミが出る 紙ゴミが出る
粘着力
粘着期間 約3か月~半年 約3か月~半年 長期に対応 長期に対応
コスパ

口糊加工の対応可否と種類・加工順序

加工可能:o 加工不可:-

アラビア糊 アドヘア糊 ホットメルト テープ


内かます貼り
外かます貼り
ダイヤモンド貼り
和封筒(縦型封筒)
種類 10mm幅HM
15mm幅HM
10mm幅テープ
15mm幅テープ
加工順序 製袋前 製袋後 製袋後 製袋後

どの口糊加工を選ぶかは、封筒を使用するシーンや目的によって異なります。例えば、請求書や契約書の送付には高い密閉性を持つ加工が適し、DMやカジュアルな郵便物を大量に送る場合にはコスト効率の高い選択肢があればいいですね。

当社では、それぞれのパターンに対応できる口糊加工を取り揃えております。
お客様のご要望や用途に合わせて最適な封筒をご提案させていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください!

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