封筒の歴史
封筒はいつ頃使われるようになったのでしょう
封筒の歴史をご紹介します
ヨーロッパでの始まり
ヨーロッパでは16世紀から17世紀にかけて封筒が使われはじめたと考えられているが、一般的に普及しはじめたのは1840年のイギリスの郵便制度改革によって重量0.5オンス(約13グラム)までの郵便料金が1ペニーと定められたころからと考えられている。それ以前は、枚数や距離によって料金が決められる方式であり、封筒も1枚と換算されたため、手紙は便箋むき出しのままこれを折りたたみ封蝋をした形で郵送されていた。しかし、枚数ではなく重量で料金が決められるようになると、封筒が急速に普及した。
日本での始まりは
日本では中世以前から書簡を送る際、今でいう便箋にあたる文字を書いた紙を何も書いていない白い紙(懸紙)で包む習慣があり、江戸時代には絵入りの便箋である絵半切を絵封筒と呼ばれる縦長の袋に入れる事例が既にあった。
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