事業の目標にかかわる6つの分野

ドラッカーは、目標設定する際の基本的な視点を6つ挙げています。いずれにしても重要なのは、「もうけたい」「コストを抑えたい」といった動機から数値を設定しようとしてはならない点です。

事業の目標も、あくまで「顧客の満足につながるか」「そのために知恵を絞って努力をしているか」という発想から設定、組織化していく必要があります。

①マーケティング

□既存の商品に顧客は満足しているか?
□既存の商品で不安なものはないか?
□既存の市場に新しい商品は求められているか?
□新しい商品を提供し、新しい市場は創造できないか?
□必要な人に、必要な商品は届いているか?
□サービスに顧客は満足しているか?
□顧客はわが社を信頼しているか?

②イノベーション

□商品にイノベーションの余地はないか?
□商品の提供方法にイノベーションの余地はないか?
□人々の行動・価値観の変化に対応して行うべきイノベーションはないか?

③生産性

□物的資源・人材・資金はベストなバランスで活用されているか?
□経営資源の使い方は最適か?
□一部の改善が全体の生産性を落としていないか?

④経営資源

□適切な時期に物的資源(施設、設備、原材料など)は十分あるか?(物的資源の目標)
□よい人材を必要なだけ確保しているか?
□将来のための資金(=資本)は十分か?

⑤社会的責任

□消費者に誠実な配慮をしているか?
□環境に配慮しているか?
□事業は社会に貢献しているか?

⑥利益

□蓄えは十分か?(内部留保)
□現状の利益で企業は存続できるか?
□そのために必要な利益はどれだけか?

 


ヒト、モノ、カネ、時間を集中するために優先順位を考えて「行動」しましょう。

 

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