紙袋の紐には、いくつか種類があることはご存知でしょうか。
紐の種類を変えたり、紐の付け方を変えたりすることで紙袋の印象は大きく変わるため、デザインの楽しみも増えます。
そこで今回は、最初に紙袋の紐の種類を紹介してから、紙袋の紐の付け方について説明します。

□紙袋の紐の主な種類について

紙袋の紐は、主にハッピータック、PP紐、アクリル丸紐、アクリル平紐、紙三本紐の5種類が代表的です。
それぞれの特徴を確認していきましょう。

まず、ハッピータックはプラスチック製で、紙袋の紐の中では比較的強度に優れています。
そのため、紙袋に重要な書類や重たいものを入れる際によく使われます。

PP紐は、ポリプロピレンのテープから作られるため、柔らかく軽いことが特徴です。
荷物の結束に使用することが多いため、使用したことがある方も多いのではないでしょうか。
アクリル丸紐は名前の通りアクリル製で、手触りの良さから靴紐やスウェットの紐によく使用されているため、こちらもなじみ深い方が多いでしょう。

アクリル平紐もアクリル丸紐と同じようにアクリル製の糸から作られますが、テープのように平たいです。
女性に人気があるため、女性向けの商品の紙袋に使用されることが多いことが、このアクリル丸紐の特徴です。

最後の紙三本紐は、細めの紙紐を組み合わせて作ります。
似たものに紙単丸紐がありますが、紙三本紐の方が強度は高いでしょう。
また、和風の雰囲気も洋風の雰囲気も出せるためデザイン性に優れているという特徴もあります。

□紙袋の紐の付け方について

紙袋の紐の付け方は、主に紐を通すタイプと紐を挟むタイプの2種類に分かれます。
紐を通すタイプで一般的なものは、紙袋の上部に2つ穴を開け、1本の紐を通す方法です。
紐の負荷がかかる部分は、紙を二重にして強度を高めます。

紐を挟むタイプで一般的なものは、紙袋の上部を折り返して切り込みを入れて、そこに紐を挟む方法でしょう。
結び目がなく見た目がおしゃれですが、強度があまりないため気をつけましょう。

これらの一般的なものに加えて、表面でリボン結びをしたり、切り込みをあえて外側にして紐を挟む部分を変えたりする方法もあります。
イメージとあった紐の付け方をすると良いでしょう。

□まとめ

今回は、紙袋の紐の種類と付け方について説明しました。
紙袋の紐は種類ごとに特徴があるため、特徴を理解して選択するのがおすすめです。
また、紙袋の雰囲気を変えたい際には、紐の付け方を変えてみるのも良いかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。

封筒・紙袋通販.comトップページ