「各家庭にDMを送っているのに、あんまり効果がないみたいだ」
このような経験をしたことはありませんか?
案内などを封筒に入れて送るDM(ダイレクトメール)はお客さんに直接アプローチできる集客手段ですが、封筒の中を見られずにそのまま捨てられてしまうこともあります。
その他にも、封筒を開けてもらえないなと感じる瞬間は多いかもしれません。
しかし、実は封筒に工夫をすることで、開封率を上げることができるのです。
そこで今回は、封筒を開けてもらうポイントとそのための工夫についてご紹介します。

□封筒を開封してもらうためのポイント

封筒の開封率を上げるには、封筒に工夫を加えることが大切です。
例えば、効果的なメッセージを添えることや、中身が見えるようにする工夫です。
しかし、既製品の茶封筒や白封筒の場合、そもそも封筒が出来上がっているので工夫できる箇所も少なく、封筒の上からラベルを貼るか、スタンプを押してロゴを入れることくらいしかできないかもしれません。
そのため、本格的な工夫を施すために、オーダーメイドの封筒を作ることをおすすめします。
オーダーメイドであれば、開封率を上げるための様々なデザインを入れることができます。
ここでは、オーダーメイドで依頼できるような、封筒を開けてもらうための工夫を5つご紹介します。

*1. 目を引く色の封筒にする

1つめの工夫は封筒の色を変えることです。
茶色や白色などの、市販の封筒と同じ色の封筒を使ってしまうと目立ちません。
他の封筒に埋もれたまま忘れ去られる可能性があります。
そこで、会社のイメージカラーや少し明るめの色を使うといつもより目立つため、開封率を上げるのに効果的です。
また、封筒自体の色を変えるだけでなく、記載する文字の色に気を使うのも良いでしょう。

*2. 窓を作って中身を見せる

封筒を開けないのは、中身の有用性が分からないため確認するのが面倒くさい場合や、封筒を見ただけでは中身に魅力を感じない場合ではないでしょうか。
この問題を解決するためには、封筒に透明なセロハンの窓を設けることが効果的です。
一部を透明にすることで中身を見せることができ、「○○が入っているなら開けよう」「ちょっと気になるな」といった感情を持ってもらえる可能性があります。

市販の封筒にも窓付きの物がありますが、窓の位置がちょうど良い場所になかったり、小さすぎたりする場合があり、効果的に使用できないかもしれません。
しかし、オーダーメイドなら好きな位置に好きな大きさで窓を設けることができるため、窓の効果を最大限に発揮できる封筒を作ることができます。

*3. 思わず開封してしまうメッセージを添える

言葉の力は偉大で、封筒に添えるキャッチコピー次第で開封率をぐっと高めることができます。
目に入った時、つい中身が気になってしまうような効果的なメッセージを書くのがポイントです。
例えば、
・失敗したくない心理を突いた「こんな間違いをしていませんか?」
・プロを利用して信用性を高めた「○○のプロも実践する方法!」
・なんとか成功させたい人への「どうしても○○したい方へ」
・具体的な数字を乗せた「〇〇人が成功した」
・不特定多数ではない「○○なあなただけに」
などがキャッチコピーとして効果的だと言われています。

*4. 立体的なものを入れる

4つめに効果的な工夫が、封筒の中身に立体的なものを入れることです。
封筒に立体的なものを入れ、凹凸を持たせてあげると、「この中に入っている硬いものは何だろう」と興味を引き立てることができます。
また、「何か入っているから開けずに捨てるのがもったいない」といった心理も喚起できますね。
最も一般的なものはボールペンですが、他の物を入れても良いと思います。
ただし、無関係なものが入っていると困惑するかもしれないため、なぜそれを入れたのか、理由を明記すると良いと思います。

*5. 開封しやすい封筒にする

封筒をもらって開けようとしても、封がうまく破れなくて時間がかかりそうだと思った時、開けるのをそのままやめた経験はありませんか?
このように、封筒の開けやすさは開封率にかかわる大事な要素です。
そのため、綺麗に剥がすことができる糊を使用することや、ミシン目を付けてハサミを使わなくても簡単に開けられるようにすると開けてもらいやすいです。
市販の封筒では難しいですが、オーダーメイドの封筒を依頼すれば、これらの工夫を加えることができます。

□まとめ

封筒を開封してもらうためのポイントと、そのための工夫をご紹介しました。
開封率を上げるには、他の封筒に埋もれないよう目立つ色にしたり、思わず開けたくなるような仕組みを入れたりすることがポイントです。
また、その後すぐに開けられるよう開封しやすくするのも大切でしょう。
封筒はいくら送っても、開封してもらえなければ意味がありません。
封筒の開封率を上げることは、その後の販売の促進にもつながるため、封筒に工夫を施してみてはいかがでしょうか。

 

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