封筒

「A4の書類を送りたいけど、どの封筒を選べばいいんだろう?」
「封筒の種類がたくさんあって、どれがどう違うのかわからない」
そのような悩みを持ったことはありませんか?

今回の記事では封筒のサイズと種類について、詳しくご紹介します。
それぞれの封筒がどんな書類にぴったりなのかをわかりやすく解説します。

知っておきたい!封筒のサイズと種類

封筒には、大きく分けて「縦型」と「カマス」の2種類があります。
2種類の封筒の中でもさらに細かく形があり、それぞれの名称や主な用途をみていきましょう。

縦型

縦型は主に日本で使われる細長い封筒です。縦の長さが横よりも長く、2倍近くあります。
書類を三つ折りや四つ折りにして入れるのが一般的で、ビジネスシーンでよく使われます。

長形

長1封筒や長2封筒、長40封筒などさまざまな種類があり、数字が小さくなるほど封筒サイズは大きくなります。
ビジネスで最も一般的に使われるサイズは、A4用紙の三つ折りが入る長3封筒です。
三つ折りにしたB5用紙が入る長4号も利用されるケースがあります。

長3封筒が多く使われている理由は、定形郵便だからです。
定形郵便は郵便料金を抑えられるので、お得に送付したいときに活用できます。

角形

長形よりも横の長さがある形で、A4用紙を折らずに入れられる角2封筒やB5用紙をそのまま入れられる角3封筒などがあります。
履歴書や企画書など、重要な書類を折り曲げずに送る際によく使われます。

パンフレットやカタログなど厚みのある資料も、送付しやすい封筒です。
角形封筒はほとんどのサイズが「定形外」扱いになるため、郵便料金が高くなりやすい点に注意が必要でしょう。
定型郵便に該当する角形のサイズは、角8封筒です。

カマス

カマスは横型の封筒で、大きな書類やカードなどの厚みのある紙を出し入れしやすい点が特徴です。
縦型と比べてデザイン性が高く、オシャレに見えるます。
招待状や案内状などのシーンで使われることが多いです。

ビジネスではA4用紙の三つ折りが入る、洋長3がよく使われています。
横開きのデザインでなので、書類の取り出しがスムーズです。
封筒の一部に窓を開けた洋長3窓付き封筒は、宛名書きの手間が省ける点がメリットでしょう。

封筒の種類選びで失敗しないための3つのポイント

封筒にはたくさんの種類があるので、以下の3つのポイントを押さえて選んでみましょう。

郵送物の種類で選ぶ

送る書類は折っても問題ないものか、折らずに送る必要があるのか、どちらでしょうか。

たとえば、請求書や納品書などは用紙を三つ折りにして封筒に入れても問題ない書類でしょう。
長3号や洋長3を選ぶと定型郵便で送付できるため、コスト削減も可能です。

しかし一方で、契約書や証明書などの折ってはいけない重要な書類の場合は、定形外の封筒にする必要があります。
A4判がそのまま入る角2封筒やA5判がピッタリな角6封筒など、大きさに合わせて選んでください。

素材で選ぶ

封筒の紙素材は送付内容や目的に応じて選びましょう。

  • クラフト紙
    強度と耐久性に優れた茶色の紙素材です。厚みがあり、ナチュラルな質感をしています。エコ志向の方にも好まれる素材で、ビジネスシーンで活躍します。
  • ケント紙
    滑らかで高級感のある白い紙素材です。印刷時に色がイメージ通りに出やすく、文字やデザインが美しく仕上がります。
  • 透けないケント紙
    ケント紙に不透明性を持たせたタイプの紙素材です。内容物が透けないため、機密度が高い書類を送付したいときに向いています。

封筒の色で選ぶ

封筒の色は、受け手に与える印象を大きく左右します。


  • 公式な書類や案内状など、さまざまなシーンに対応できます。清潔感や誠実さをアピールでき、高級感を演出したいときにもおすすめの色です。
  • カラー
    豊富な色展開から選べ、ブランドイメージを持たせたいときや伝えたいメッセージを強く伝えたいときに選んでみましょう。鮮やかな色合いから落ち着いた色まで選べます。
  • パステルカラー
    優しい色合いが特徴のパステルカラーは、品のある仕上がりを求めている場合に向いています。受け取った相手に洗練された印象を与えることも可能です。

まとめ

封筒のサイズや種類はたくさんありますが、まずは「どんな書類を入れたいか」「どんな印象を与えたいか」を考えてみましょう。

「どのサイズを選べばいいか分からない…」
「オリジナルの封筒を作ってみたい」というお悩みがあれば、お気軽にご相談くださいね。