環境月間
6月は環境省が定める「環境月間」です。

最近では、環境への配慮が特別なことではなく、企業の誠実さを伝える大切なポイントになってきました。

しかし「具体的に何から始めればいいんだろう?」「いきなり大がかりな投資をするのは難しいし……」と、足踏みしてしている担当者も多いのではないでしょうか。

難しいことを始める前に、まずは毎日当たり前のように使っている封筒から見直してみませんか。
今回は、身近なところから始める、今の時代に合った選択についてお話しします。

なぜ今、企業の「環境への姿勢」が大切なのか

最近、私たちの身の回りでも、商品やサービスを選ぶ基準が少しずつ変わってきているのを感じませんか?
「価格が安い」「品質が良い」のはもちろんです。
それに加えて「その会社がどれだけ社会や環境のことまで考えているか」という視点も重視されるようになってきました。

特に企業間取引において、環境への取り組みが「取引先を選定する際の必須条件」のひとつになりつつあります。
環境への配慮は、単なる社会貢献活動ではありません。
社会のルールや価値観が変化する中で、自社が柔軟にアップデートし続けている姿勢を提示しましょう。

取引先にとって「この会社なら将来も安心してビジネスを任せられる」という安心感に。
封筒一枚に込めた選択が、単なる消耗品を超えて、ビジネスの継続性を支える「信頼の根拠」のひとつとなるのです。

環境対策の第一歩に「封筒」をおすすめする理由

数ある備品の中でも、なぜ最初に封筒を見直すのが良いのでしょうか。
ここでは3つの理由をご紹介します。

毎日のことだから、ちりも積もれば大きな力に

請求書や納品書など、大切なお知らせを届ける封筒。
デジタル化が進んでも、やはり現物で届ける安心感は欠かせません。
日々たくさん使うものだからこそ、素材を少し変えるだけで、1年を通した環境への貢献度はぐっと高まります。

「会社の顔」として、直接想いを届けられる

封筒は、お客様や取引先の担当者が直接手に取るアイテムです。
環境に配慮した素材やマークが目に入ると、細かなところまで意識が行き届いている、誠実な会社だなという安心感に繋がるでしょう。
言葉で語る以上に、確かなメッセージになってくれるのです。

「次の発注」から、無理なくすぐに始められる

大がかりな設備投資やシステムの導入は準備に時間がかかります。
しかし、封筒なら「次回の在庫がなくなるタイミング」に合わせて切り替えるだけ。
「今日からでも検討できる」身軽さが、封筒から始める一番のメリットです。

封筒選びで見直せる、3つのポイント

では、具体的にどんな封筒を選べば良いのでしょうか。代表的な3つの工夫をご紹介します。

環境対策は紙の素材選びから

もっとも分かりやすいのが、ベースとなる「紙」そのものを変えることです。

  • 再生紙: 古紙を配合し、資源の有効活用に貢献します。
  • 森林認証紙: 適切に管理された森林から作られたことが証明されている紙です。
  • 非木材紙: 竹やバガス(サトウキビの搾りかす)など、木材以外の原料を使用した用紙も注目を集めています。

インキにも環境への配慮を

社名やロゴを印刷する際、石油系の溶剤を抑えた植物油インキや、生物由来の成分を使ったバイオマスインキを選んでも良いでしょう。
インク選びも環境を配慮し、CO2を減らすことへの一歩につながります。

窓付き封筒を「脱プラスチック」に

請求書などで便利な窓付き封筒。
これまでの窓はプラスチックフィルムが一般的でしたが、半透明の紙(グラシン紙など)にする方法があります。
受け取った相手が、分別の手間なくそのままリサイクルに。
環境を考えた選択は、受け取った相手の「その後」を考えた配慮と言えるでしょう。

誠実な選択は、きっと未来の力になる

環境に配慮した素材は、少しだけコストが上がるかもしれません。
しかしそれは、単なる経費ではなく、お客様からの「信頼」という、目に見えない資産を積み上げるための投資です。

次回の発注は、少し環境に配慮したものを選んでみよう。
環境月間である6月をきっかけに、そんなお話を社内で始めてみませんか。