窓付き封筒

「請求書やDMをたくさん送らないといけない…」
「宛名を手書きする時間がないし、ミスが心配…」

ビジネスで大量の郵便物を送る担当者なら、一度はこんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。

そんなお悩みを解決するのに役立つのが、「窓付き封筒」です。
今回の記事では、窓付き封筒のメリットを分かりやすく解説します。

そもそも窓付き封筒って?

窓付き封筒とは、封筒の一部が透明なフィルムになっていて、中に入れた書類の宛名や住所が外から見えるようになっている封筒のことです。

封筒に窓があるだけで、発送業務の効率が大幅にアップします。

窓付き封筒の3つのメリット

窓付き封筒は、ただ中身が見えるだけではありません。
その「見えること」が業務上では大きなメリットなのです。

業務効率化とコスト削減

窓付き封筒の一番のメリットは、宛名書きの手間がなくなることです。

  • 手書きやラベル印刷が不要
    請求書や納品書に宛名を印字しておけば、その部分が窓から見えます。
    わざわざ封筒に宛名を手書きしたり、宛名ラベルを印刷して貼り付けたりする必要がありません。

  • 人件費削減
    宛名書きをしたりシールを貼ったりといった作業分の工数が削減できます。
    窓付き封筒を利用することで、人件費の削減をしやすくなります。

郵送ミスを防ぎ、信頼性が向上

宛名と中身の入れ違いは、ビジネスにおいて深刻なトラブルに繋がりかねません。
窓付き封筒は、郵送ミスのリスクを最小限に抑えます。

  • 中身と宛名が一体化
    窓付き封筒を使えば、宛名と封入物が一致しているため入れ間違い防止ができます。
    確実に正しい相手に届けられるので、安心感と信頼性が高まるでしょう。

  • 宛名の視認性がアップ
    宛名がはっきりと窓から見えるため、誤配のリスクも減少します。
    万が一の悪天候で封筒が濡れても、宛名が滲んで読めなくなる心配もありません。

DMの開封率アップに期待

窓付き封筒の活用シーンはビジネス文書だけではありません。
DMにも非常に効果的です。

窓から中身の一部(クーポンや特典、新商品の写真など)をあえて見えるように入れるのも1つの方法です。
ほんの一部が見えることで、「もっと知りたい」「見てみたい」と、受け取った相手の興味を引きつけましょう。
DMの開封率を上げ、販促効果アップに期待できます。

窓付き封筒の注意点

便利な窓付き封筒ですが、使用する上でいくつか知っておきたい注意点もあります。

デザインの自由度が限られる

窓付き封筒は、窓があるためデザインの自由度が限られることがあります。
事前に封筒のテンプレートを確認し、窓の位置に合わせてデザインを調整しましょう。
また、封筒の専門業者に依頼すれば、デザインを相談できる場合もあります。

内容物が透けてしまうリスク

窓付き封筒は、窓から中身が見えてしまうリスクがあります。
個人情報や機密性の高い内容を送る場合は特に注意が必要です。

機密性の高い書類に窓付き封筒に入れたい場合は、書類そのものに工夫をするのも良いでしょう。
たとえば、宛名以外は何も書かれていない用紙を用意したり書類をZ折りにして宛名以外が見えないようにしたりなどの方法があります。

分別が必要な場合もあり

窓付き封筒の窓部分に使われている透明なフィルムは、廃棄時に紙の部分と分別が必要になるケースがあります。
廃棄する場合、手間と時間がかかる点がデメリットと言えるでしょう。

窓部分を薄くて透ける紙の「グラシン窓」でできたタイプもあります。
グラシン窓の封筒ならなら紙素材のため分別が不要で、エコ志向に最適です。

まとめ

窓付き封筒は、業務の効率化やコスト削減、郵送ミスの防止に役立つとても便利なアイテムです。
DMの開封率を上げたり、企業の信頼性を高めたりと、マーケティング面でも大きなメリットがあります。
書類やDM送付に窓付き封筒を活用してみませんか?