
紙の手触りや質感で、あなたの思いや企業のイメージを伝えられますよ。
今回の記事では封筒で使われる紙質と、用途に合わせた選び方を解説します。
あなたの伝えたい気持ちが届くステキな封筒を見つけましょう。
目次
封筒選びの鍵!知っておきたい6種類の紙質
まずは、封筒に使われる紙質について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
クラフト紙
茶色っぽい色が特徴の紙で、素朴で温かみがあり、エコなイメージを与えます。
丈夫で破れにくいため、書類の送付など日常的に使用するのに向いています。コストを抑えたい場合にも最適です。
ケント紙
表面がなめらかで、きめ細かいため上品で高級感があります。
清潔感や信頼性をアピールでき、重要な契約書や挨拶状などのフォーマルな場面で使われることが多いです。
透けないケント紙
中身が透けて見えないように加工されたケント紙です。
通常のケント紙が持つ上品な印象はそのままに、プライバシー保護の機能が加わっています。
個人情報や給与明細など、機密性の高い書類の送付に安心して使えるでしょう。
パステル紙
淡い色合いが特徴的な、カラーの紙です。
柔らかく優しい雰囲気で、手書きの文字やイラストと相性の良さがポイントです。
親しみやすさや温かさを伝えたいDMや案内状に良いでしょう。
透けないパステル紙
パステル紙に透け防止加工を施した紙です。
パステルカラーの柔らかな印象はそのままに、中身が透ける心配がありません。
個人情報の保護とデザイン性を両立したい場合に重宝しますよ。
カラー紙
パステル紙よりも濃い、鮮やかな色が特徴の紙です。
DMやキャンペーンの告知など、受け手の目を引き、注目を集めたい場合に効果的でしょう。
企業のブランドカラーに合わせて選ぶことで、より強力なブランディングができます。
シーン別!封筒の賢い選び方
種類は分かったものの、「どの紙質を選べばいいか分からない…」と悩むこともあるでしょう。
ここでは、シーン別の選び方をご紹介します。
ビジネスシーンで使うなら
ビジネスでは、清潔感と信頼性が何より大切ですよね。
請求書や納品書など、コストを重視するならクラフト紙がおすすめです。
一方で重要な書類や挨拶状には、上品で信頼感のあるケント紙を選ぶようにしましょう。
相手に良い印象を与えられます。
プライバシーに配慮が必要な場合は、透けないケント紙や透けないパステル紙をがおすすめです。
相手のプライバシーを思って封筒を選んだことが伝わり、より丁寧な印象になります。
プライベートで使うなら
プライベートでは、温かみや親しみやすさを重視しましょう。
手紙やちょっとしたメッセージを添える際、封筒の紙質にこだわるだけで、相手に伝わる気持ちはぐっと深まります。
手紙には、優しい色合いのパステル紙がぴったりです。
柔らかな雰囲気が、手書きの文字の温かさを一層引き立ててくれます。
また、友人への贈り物に添えるカードや、カジュアルな案内状を送る場合は、素朴なクラフト紙を選ぶのも良いでしょう。
温かみのある質感が、手作り感や温かい気持ちを伝えてくれます。
DMを送るなら
DMは、何よりも「手に取ってもらうこと」が大切です。
多くのDMに埋もれないように、紙質を工夫して「目立つこと」と「中身を想像させること」を両立させましょう。
カラー紙やパステル紙は、鮮やかな色合いで受け手の目を引き、開封率を高める効果が期待できます。
キャンペーンの告知やイベントの案内など、活発なイメージを伝えたい場合に特に有効です。
一方で高級感を演出したい場合は、なめらかで上品なケント紙がおすすめです。
会員様向けの特別な案内や高級ブランドのDMに使うと、開封前からその価値を伝えることができます。
封筒の紙質は、DMの目的や伝えたいメッセージに合わせて戦略的に選ぶことが重要です。
まとめ
封筒の紙質は、単なる「入れ物」ではありません。
あなたの思いや企業のイメージを伝える大切なツールです。
紙質を意識して選ぶだけで、受け手の印象は大きく変わりますよ。