色には意味がある！ビジネス封筒を選ぶポイント | オリジナル封筒・紙袋・印刷の知恵袋

「封筒よりも中身で勝負！」
「封筒の色を変えても差は出ないのでは？」

封筒の色をそれほど意識したことがないという方も多いのではないでしょうか？

実は、ビジネスで使う封筒の色には、それぞれ異なる意味や印象があります。
意図を持って色を戦略的に選ぶだけで、受け手に与えるイメージを大きく変えることができるのです。

今回の記事では、ビジネス封筒でよく使われる色が持つ意味と、企業のブランディングを助ける使い方を解説します。

1 ビジネス封筒で見かける定番の色
2 企業のブランディングを彩るカラー封筒
3 【シーン別】封筒の色選びで差をつける方法
4 まとめ

ビジネス封筒で見かける定番の色

まずは、ビジネスシーンでよく見かける封筒の色が持つ意味を見ていきましょう。

白色の封筒

白色は清潔感や誠実さを象徴し、日本のビジネスシーンで最も一般的に使われています。
受け手に「真面目な会社」「信頼できる会社」という印象を与えます。
特に契約書や請求書などのフォーマルで重要な書類を送る際に適している色です。

茶色（クラフト）の封筒

茶色（クラフト）は、温かみや親しみやすさを与える色です。
エコなイメージも強いため、環境への配慮をアピールしたい企業に向いているでしょう。
クラフト紙の封筒はコストを抑えられることもあり、事務書類の送付など日常的に使用するのに適しています。

グレーの封筒

グレーは、知的で落ち着いた印象を与える色です。
白ほど堅苦しい印象になりにくく、程よい信頼感を演出できます。
金融業界や士業など、堅実なイメージを大切にする企業によく使われます。

企業のブランディングを彩るカラー封筒

定番の色だけでなく、ブランドカラーを封筒に取り入れてみませんか？
受け取った相手が「この色は、あの会社だ！」のように、封筒を見ただけでイメージする可能性もあります。
より強力なブランディング効果が期待できますよ。

青色

青色は、信頼感や誠実さを象徴します。IT企業や医療業界など、高い信頼性が求められる分野でよく使われます。
爽やかな印象も与えるため、リフレッシュや安心感を伝えたい場合にも有効です。

緑色

緑色は、自然や安心感、成長を象徴する色です。
SDGsや環境問題に配慮する企業がイメージカラーとして採用することが多く、健康的でクリーンな印象を与えます。

赤色

情熱や活力を象徴する赤は、キャンペーンの告知や新商品の案内など、受け手の注意を引きたい場合や、積極的なイメージを伝えたい場合に効果的です。
ただし、使いすぎると攻撃的な印象を与えるリスクがあります。
ロゴの差し色として使うなど工夫が必要です。

【シーン別】封筒の色選びで差をつける方法

封筒の色は、送る相手や内容によって使い分けるのがおすすめです。
戦略的な使い分けによって、封筒を単なる郵送物ではなく、強力なブランディングツールとして活用できます。

重要な契約書や請求書

【白、グレー、淡いブルー】

信頼性や誠実さを何よりも重視する場面です。
白色は、日本のビジネスシーンで最も一般的で、清潔感と真面目さを伝えられます。
グレーは、白ほどかしこまりすぎず、知的で落ち着いた印象を与えます。
淡いブルーは、爽やかさと信頼感を両立させ、安心して開封してもらえるでしょう。

採用活動での書類

【ブランドカラー、企業のイメージに合わせた明るい色】

若い人材に興味を持ってもらい、会社の個性を伝えたい場面に使ってみましょう。
企業のブランドカラーを封筒に取り入れることで、受け手に強い印象を残せます。
クリエイティブな業界であれば、デザイン性の高い封筒を選び、会社の雰囲気を伝えるのも良いですね。
一目で「この会社は面白そう！」と思わせることで、入社意欲を高める効果も期待できます。

新規顧客へのDM

【赤、オレンジ、イエロー】

多くのDMに埋もれないよう、手に取ってもらう工夫が必要です。
赤やオレンジなどの暖色系は、人の注意を引きつける効果が高く、開封率の向上に繋がります。
特にキャンペーンの告知など、緊急性や活力を伝えたい場合に効果的です。
ただし、業種によっては不適切になることもあるため、ブランドイメージを考慮して選びましょう。