私たちが普段何気なく使っている紙袋。
買い物をすると必ずもらえますし、プレゼントをする際にも欠かせないものです。
生活の場面だけでなく、展示会など、ビジネスの場面でも目にしますよね。

このように大活躍な紙袋にはなんと種類があるのです!
今回は、紙袋ごとに異なる素材である「紙質」と「紐」を紹介します。

□紙袋の紙質の種類はどんなものがあるの?

どのような紙でも紙袋に使えるわけでありません。
新聞紙くらいに薄い紙を使用するとすぐに破れてしまいます。
紙袋には、適した紙質があるのです。

*紙袋に適した紙質って?

紙袋は主に持ち運びに利用されます。
したがって、破れに強いものが紙袋には適しているのです。

また、紙袋は広告の目的をもたせて利用されます。
よって、ある程度印刷適性をもったものが紙袋には適していると言えるでしょう。
さらには、紙袋は消耗品なので低コストの紙であることも重要です。

*紙質の種類は6種類もある!

紙袋に使用される紙は以下の6種類があります。

1つ目は晒クラフト紙です。
白色になるまで漂白されたもので、柔らかい手触りがします。
したがって、優しい印象を出したいときにおすすめでしょう。

2つ目は半晒クラフト紙です。
丈夫で薄いベージュ色をしています。
明るめの色を使って印刷したいときにおすすめでしょう。

3つ目は未晒クラフト紙です。
漂白処理をしていないためベージュ色をしています。
ナチュラルな印象を出したいときにおすすめでしょう。

4つ目は片艶クラフト紙です。
強度、印刷適性ともに優れているので紙袋におすすめの紙です。
最も安価であることも魅力の1つでしょう。

5つ目はコート紙です。
上質紙の上から白色のコート剤を塗布した紙です。
白色度が高く、印刷適性に非常に優れています。
写真を使ったデザインや繊細なイラストのデザインを使用するときにおすすめでしょう。

6つ目はカラークラフト紙です。
紙そのものを染色したクラフト紙で、両面着色されています。
華やかな印象を出したいときにおすすめでしょう。

これらの紙は「丈夫で印刷適性をもつ低コストの紙」であり、紙袋に適しています。

□紙袋の紐の素材は7種類もある!

紙袋の紐は紙袋の用途によって区別されます。
色や見た目はもちろんのことですが、持ち手の部分にあたるので、感触も重要です。
紐には以下の7種類があります。

1つ目はPP紐です。
ポリプロピレンのテープを用いています。
強度にも優れているため重い荷物におすすめでしょう。

2つ目は紙単丸紐です。
紙のテープを用いています。
軽くて安価であるだけでなく、感触が良い細身の紐です。
リサイクルできるのも特徴の1つでしょう。

3つ目は紙三本紐です。
紙単丸紐を3本用いて作られます。
縄のような雰囲気があるので、和風のデザインにおすすめでしょう。

4つ目はアクリル丸紐です。
アクリル製の糸を組み込んで作られます。
雨に濡れても強度が変わりません。
高級感が出せるため幅広い業種の紙袋に使われています。

5つ目はアクリル平紐です。
アクリル製の糸を平らに織って作られます。
柔らかいため、アパレルの紙袋によく使われます。

6つ目はエクセルフィラメントです。
ポリエステルの糸を編んで作られており、独特の光沢が特徴です。
高価な素材なので高級ブランドの紙袋におすすめでしょう!

7つ目はハッピータックです。
プラスチック製のハンドルで強度が非常に高いです。
大切な書類を入れる紙袋にぴったりでしょう。

□まとめ

今回は、紙袋の「紙質」と「紐」の種類をご紹介しました。
素材によって様々な特徴があるので、今後オーダーメイドで紙袋を製作する際には、ぜひ用途に適した素材を選んでみてください。
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