DMの「コスト削減」と「効果の最大化」の両立は、とても大きな課題ではないでしょうか。
「DMを送りたいけれど、封筒、中身、送料…すべてを考えると費用がかさむ…」
「封書で送っていたDMを、情報量を減らさずに、できるだけ安く送りたい!」
部数が増えるほど、郵送費は最大のネックとなりがちです。
しかし、コスト削減に一役買うツールがあります。それが圧着はがきです。
この記事では、圧着はがきがによる費用対効果について詳しく紹介します。
目次
封筒DMのコストと圧着はがきのメリット
封筒DMを使っていた企業にとって、圧着はがきがどれほどのコストメリットをもたらすかを見ていきましょう。
封筒代と人件費(作業費)を削減
従来のDMでは、以下の「封筒DM特有のコスト」が必ず発生していました。
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封筒代:封筒自体の製作費用や在庫管理のコスト。
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封入作業費:中身を折る手間、封入、封緘(のり付け)にかかる人件費。大量のDM発送作業は、担当者の貴重な時間を奪う大きな要因でした。
圧着はがきは封筒を使わずにハガキの状態で情報を送れるため、封筒関連の費用と人件費をカットできます。
さらに、封入作業自体がないため、内容物の入れ間違いのようなヒューマンエラーの心配も不要です。
業務効率化の面だけを見ても圧着ハガキは大きなメリットを生み出します。
郵送コストは「ハガキ料金」で固定
圧着はがきが最強のコスト削減ツールである最大の理由は、郵送コストを抑えながら情報量を劇的に増やせる点です。
折りたたんで圧着しているため、通常のハガキ料金で送付が可能です。
通常はがきが1〜1.5面分しか情報を掲載できないのに対し、圧着はがきは折り方によって最大5.5面分(三つ折り・Z折り)の情報を掲載できます。
封筒DM時の情報量を維持できるのが、圧着ハガキのコスト削減効果です。
情報が減る心配がないため、今まで封筒で送っていた案内も圧着はがきに移行しやすいでしょう。
コストを抑えて「効果」を倍増
圧着はがきは、単なるコスト削減ツールではありません。
封筒DMの開封率の課題を解決し、販促効果を倍増させます。
開封率を劇的に上げる「好奇心効果」
圧着はがきは接着剤で閉じられており、中身の情報が隠されている状態です。
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心理的効果:「隠れている情報が気になる」「知らないで損をしたくない」といった受け手の好奇心を強く刺激。封筒DMと比較して開封率は高めの傾向です。
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体験の演出:剥がす「アクション」が加わることで、単に読むだけでなくワクワク感を提供できます。ポジティブな体験は、企業に対し、良い印象を強く残す効果に期待ができるでしょう。
「秘匿性」による信頼感の向上
圧着はがきは一度剥がすと元通りに接着するのが難しいものです。
そのため、高い情報の機密性・秘匿性を持っています。
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安心感:個人の契約情報、パスワード、会員向けの特別情報など、プライバシーに関わる重要な情報を人の目に触れずに送付できます。
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信頼関係の構築:情報を守っているという姿勢は、受け手への配慮を示します。信頼関係向上にも繋がることでしょう。
圧着はがきを導入する際のポイント
圧着はがきへの移行に向けて、コストメリットと効果を最大限に引き出すためのポイントをご紹介します。
DMのサイズと折り方
圧着はがきには、V折り(二つ折り)やZ折り(三つ折り)など複数の折り方があり、それぞれ情報量が異なります。
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情報量重視: Z折り(三つ折り)は最大5.5面分が確保でき、多くの情報を掲載したい場合に最適です。
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コスト効率と手軽さ:コスト重視で情報も最低限で良い場合は、V折り(二つ折り)を選びましょう。
圧着はがきで伝える情報の整理
封筒DMのように複数のチラシやハガキを同封できない分、圧着はがきでは「何を、どのように見せるか」が重要です。
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キャッチコピー:最も重要なメッセージと特典を、剥がす前の表面に記載。開封への動機付けを強化します。
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情報の階層化:剥がした後の「内側」には、詳細な情報やクーポンなど、受け手の興味を深めるための内容で構成しましょう。
まとめ
DMの郵送コスト削減と、販促効果の劇的な向上を両立させるカギは、圧着はがきの戦略的な活用にあります。
圧着はがきは、「封筒・封入作業費の削減」「ハガキ料金での郵送」「情報量維持」「開封率のアップ」に期待ができるツールです。封筒で送っていたDMを圧着はがきに切り替えるだけで、販促にかかるコストを大きく削減できます。


