あなたは「窓付き封筒」とは何かご存知ですか?
窓付き封筒とは、封筒の一部分をセロハンなどの透明素材に置き換え、封筒の中身の一部見えるようにデザインされた封筒のことです。

自社で封筒をオーダーメイドで作成する際、この「窓付き封筒」を採用した方が良いのかどうか、その特徴や用途をしっかりと知っていなければ判断は難しいでしょう。
そこで今回は、窓付き封筒が持つ特徴と、その用途についてご紹介します。

*窓付き封筒の特徴

先ほども紹介したとおり、封筒の一部分に透明な素材を使用することによって、封筒の中身が一部見えるようにデザインされています。

窓の位置は通常、左上に1つのみなのですが、窓が2つあるものや、中に入れる用紙のサイズに応じて色々な大きさの窓が用意されているなど、使用用途に合わせ、様々なタイプの窓付き封筒が用意されています。

*窓付き封筒を採用するメリット

窓付き封筒を採用する最大のメリットは、封筒本体に宛名の記入、印刷をする必要が無いため余計な事務作業、コストを省くことができる点です。
したがって、大量のDMを送る際に大変便利です。

また、宛名が封筒内に記入された状態となるため、雨や汚れなどで宛名が見えなくなることを防げます。
さらに、宛先と中身のミスマッチを防ぐことも可能です。

送信の際の利便性だけでなく、中身の一部をわざと見せることで受け取り手の興味を駆り立て、封筒を開封してもらいやすくなるというメリットも期待できます。

*窓付き封筒作成の注意点

窓付き封筒作成にあたり、注意すべき点がいくつかあります。

まず注意すべきは、中身に使用する用紙です。
宛名を記す用紙は、裏の文字が透けて見えないものを使用しなければなりません。
住所を記した部分の裏に文字などが透けてしまうと、住所が読み取れなくなってしまうからです。

また、郵便料金を安くしようと、薄い紙を使う場合は、封筒の中身が透けない用紙であるかどうかを確認してから採用するようにしましょう。
封筒の内側に地紋を印刷すれば、薄い素材の紙を使用した場合でも透けを心配する必要はありません。

窓付き封筒は、透明にすることで省ける手間や開封してもらいやすくなるなどメリットは大きいですが、封筒の中身を一部見せてしまうため、見られては困る部分が絶対に見えないよう、中の書類のレイアウトや、窓の位置、大きさには最大限の注意を払う必要があります。

また、文字が透けて住所が読み取れず、相手方に届かないといったトラブルが起きないよう、中の用紙に使う素材にも配慮が必要です。

様々な注意点を一つ一つ押さえた上で、相手方からの信頼を損なう事態に陥らないようにしましょう。

 

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