セールス・プロモーション(SP)の種類

統合型マーケティング・コミュニケーション手法には6種類ありました。

①広告
②パブリック・リレーションズ(PR)
③人的販売
④販売促進(SP/セールス・プロモーション)
⑤イベントと経験
⑥ダイレクト・マーケティング

この中で、販売促進すなわちセールスプロモーション(SP)には、他のマーケティング・コミュニケーションにあてはまらないものを、一括にしている側面があります。そのため、SPは媒体、内容、対象とも非常に多様です。

これらを「統一されたデザイン、統一されたメッセージ」に配慮しながら、いかに効率的に組み合わせるかが、ポイントになります。

近年、SPに対する期待が高まっていますが、その背景にはニーズの多様化で市場が細分化された点が挙げられます。

Ⅰ.静的マス広告

①交通広告
電車の中吊りや駅貼りのポスター

②屋外広告
街頭にあるサイン

Ⅱ.動的マス広告

③イベント

④展示会

⑤街頭映像
ネットワークに接続された薄型の大型ディスプレイを用いて、
そこに広告を掲載するデジタル・サイネージなど

Ⅲ.静的ダイレクト・レスポンス広告

⑥折り込み広告
新聞折り込みのチラシ

⑦電話帳広告
電話帳に掲載されている広告

⑧ダイレクト・メール(DM)
自宅に届く販促物

⑨フリーペーパー
街頭で無料設置されている

⑩POP広告
店頭で商品をPRする広告

Ⅲ.動的ダイレクト・レスポンス広告

⑪サンプリング
街頭での試供品配布

⑫インセンティブ
各種キャンペーンや景品や懸賞で買い手の注意を引きます。
消費者向けには、クーポン、懸賞、景品、キャッシュ・バック、無料トライアルなど、
流通向けの場合には、値引きやアロウワンス、イベント紹介、
社内向けには販売コンテスト、ノベルティなどが実施されています。

 


目先の収益を目的とした短期視点でのSPは、ブランド・イメージを傷つけるという意見もあることを知っておく必要があります。

 

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