自社商品を差別化するには？
市場を細分化したら、一番の強みを活かせるセグメントを狙います。しかし、セグメントの中にも、ライバル商品は多数あります。そこで必要な発想が、自社のポジションを獲得するという考え方です。
封筒印刷の際のキャッチコピーやセールスレターの作成においても大切な考え方になりますので、あなたの商品やサービス、技術を次の７つの視点で見直して下さいね。
価値（意味ある特徴）を宣伝する
ポジショニングとは、１語、あるいは１文で、ブランドや製品・サービスが競合他社とどう違うか、どう優れているかを訴えるメッセージのことです。
封筒印刷時のレスポンスコピーなどでは、顧客に対してどんな存在になりたいのか。「こんなときはこれ！」と思われるようなアピールが必要です。
①重要性
その特徴によって、ターゲットの顧客層に大きい価値を見いだしてもらえるか？
②差異
他のライバルにはない特徴がある、または自社の特徴が際立っているか？
③優位性
他社の商品によってもたらされる価値よりも、自社による価値のほうが大きいか？
④伝達性
その特徴がウリとして購買者まできちんと伝わり、認識されるか？
⑤先制性
ライバル企業は、簡単にその特徴を真似できないか？
⑥入手可能性
顧客がその特徴に対してお金を払ってくれるか？
⑦収益性
企業がその特徴を導入し、利益を上げることができるか？
価値（意味ある特徴）と価格のポジショニングを考えましょう。ライバル商品との違いを明確にすることが大切です。
