
封筒のサイズ選択を間違えると、書類に無駄な折れ目がついてたり、逆に大きすぎて郵送料金が高くなったりすることがあります。
また、受け取った相手に「丁寧な仕事をする会社だな」という好印象を与えるためにも、内容物に合わせた封筒選びは重要です。
今回は、よく使われる主要な封筒サイズの特徴と、用途別の選び方を一覧表と併せて分かりやすく解説します。
目次
覚えておきたい!主要な封筒サイズ一覧表
まずは、ビジネスでよく使われる代表的な封筒の規格と、それぞれに適した用紙サイズをまとめました。
| 封筒サイズ | 外寸サイズ(mm) | 主な用途・対応用紙 | 郵送区分 |
|---|---|---|---|
| 長形3号(長3) | 120 × 235 | A4用紙「三つ折り」 | 定形郵便 |
| 角形2号(角2) | 240 × 332 | A4用紙「そのまま(折らずに)」 | 定形外郵便 |
| 洋形長3号(洋長3) | 120 × 235 | A4用紙「三つ折り」(横型・案内状など) | 定形郵便 |
| 角形20号(角20) | 229 × 324 | B5用紙「そのまま」、A4用紙少量 | 定形外郵便 |
| 長形4号(長4) | 90 × 205 | B5用紙「四つ折り」、領収書・B5三つ折り | 定形郵便 |
一般的に、和封筒(縦長で裏側に縦の貼り目があるもの)は「長形」「角形」、洋封筒(横長で蓋が上部にあるもの)は「洋形」と呼ばれます。
長3・角2・洋長3の違いとは?
ビジネスシーンで登場する封筒のほとんどが「長3」「角2」「洋長3」のいずれかです。
3つの特徴と使い分けが把握できていれば、日常の郵送業務で困ることはほぼありません。
長形3号(長3:ながさん)
日本のビジネスシーンで広く使われている定番の和封筒が「長形3号(寸法:120mm × 235mm)」です。
A4サイズの用紙を綺麗な三つ折りにするとピッタリ収まるサイズ。
請求書や納品書、見積書といった日々の業務書類からお礼状まで、幅広いシーンで活躍します。
定形郵便として送れる最大のサイズなので、郵送コストを削減できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。
角形2号(角2:かくに)
A4サイズの用紙を折り曲げずにそのまま封入できる大きめの和封筒が「角形2号(寸法:240mm × 332mm)」です。
A4用紙より一回り大きいクリアファイル(約220×310mm)もすっぽり収まるゆとりがあります。
契約書や履歴書、会社案内、写真といった折り目を出したくない重要書類の発送に欠かせません。
書類に折り目をつけたくない場合や、ページ数の多い資料を送る際には「角2」を選べば間違いないでしょう。
洋形長3号(洋長3:ようながさん)
「洋形長3号(寸法:120mm × 235mm)」は、長形3号と同じ寸法ですが、封筒の長辺側にフタがついた横型の洋封筒タイプです。
洗練されたスタイリッシュでフォーマルな印象を与えられるため、招待状や案内状、DM、イベント用カードなどの発送に向いています。
開口部が広いため書類の封入作業がスムーズに行えるほか、自動封入機にも対応しやすいメリットがポイントです。
封入物から逆算して決める失敗しない封筒の選び方
封筒を選ぶ際は、「送りたいもの(封入物)」から逆算するのがおすすめです。
よくある4つのシーン別に見ていきましょう。
A4用紙を三つ折りにする場合
請求書や手紙など、1〜5枚程度のA4用紙を送る場合は長3封筒がベストです。
ビジネスシーンで多く使用される封筒で、郵送料金も安く抑えられます。
おしゃれに見せたい場合や、DMとして開封率を高めたい場合は洋長3封筒を選ぶのもおすすめです。
A4用紙を折らずに送る場合
契約書や証明書など「折り目をつけてはいけない書類」を送る場合は、角2封筒がぴったりです。
クリアファイルに入れた状態でそのまま封入できるため、相手にとっても扱いやすく丁寧な印象を与えます。
カタログや会社案内を送る場合
一般的によく作られるA4サイズ(210×297mm)のカタログや会社案内は、折らずにすっぽり収まる「角2封筒(240×332mm)」が基本です。
もしカタログの表紙自体に宛名が印刷されているデザインなら、住所部分が外から見える「窓付き角2封筒」を活用するのがおすすめです。
封筒に宛名シールを1枚ずつ貼る手間をカットしましょう。
定期刊行物や大量発送時の発送作業コストを大幅に削減できます。
分厚い冊子や複数冊の資料を送る場合
数十ページを超える分厚いカタログや、複数冊の資料・記念誌などをまとめて送る場合は、縦横のサイズだけでなく「封筒の強度」と「マチ(厚み)」を考慮する必要があります。
厚みが1cm以上ある場合や重量がある場合、通常の角2封筒では配送途中に角から破れる恐れもあるでしょう。
そのため、破れにくい「厚口クラフト紙」や、底と側面に立体的な幅がついた「マチ付き角2保存袋」を選ぶと、型崩れせず郵送できます。
封筒サイズ選びで気をつけたい2つのポイント
書類のサイズに合わせるだけでなく、実際の発送コストや配送トラブルを防ぐための注意点を把握しておくことが大切です。
見落としがちな「郵送料金の境目」と「厚みによる破損リスク」の2点を確認しておきましょう。
郵便料金が変わる「定形」と「定形外」の違いに注意
封筒のサイズによって「定形郵便」か「定形外郵便」かが決まります。
• 定形郵便: 長3、洋長3など(長辺23.5cm以内、短辺12cm以内、厚さ1cm以内、重量50g以内)
• 定形外郵便: 角2など(定形サイズを超えるもの)
長3封筒であっても、厚みが1cmを超えたり重さが50gを超えたりすると「定形外」扱いになり、料金が変わるため注意が必要です。
厚みのある冊子を入れると破れるリスク
厚みのある冊子やカタログを無理に通常の角2封筒に入れると、郵送途中に角が擦れて破れることがあります。
厚みが5mm〜1cmを超える場合は、少し厚手の紙質を選ぶか、マチ付き封筒を検討しましょう。
用途に合わせた最適な封筒を選ぼう
封筒サイズ選びの基本は以下の通りです。
• A4三つ折りの書類: まずは基本の「長3」(フォーマルなら洋長3)
• A4そのまま・契約書・写真: 折らずに入る「角2」
• 厚みのある冊子・カタログ: 厚手に耐えられる「角2(厚口またはマチ付き)」
封筒は単なる「送るための道具」ではなく、貴社の第一印象を決める大切なビジネスツールです。
用途や内容物にピッタリ合った封筒を選び、スムーズで気持ちの良いコミュニケーションに役立ててくださいね。
当店「封筒・紙袋通販.com」では、長3・角2をはじめとする各種サイズのオリジナル封筒制作・印刷を承っています。
サイズ選びや紙質に迷われた際も、ぜひお気軽にご相談ください。
