手紙やメール、文書などを送るときに注意したいのが宛名の敬称です。
特に「御中」と「様」の使い分けは、相手への敬意を示す上で欠かせないマナーとなっています。
ビジネス文書では、正確さと礼儀が最も重要です。
この記事では、その適切な使用方法と、ビジネスシーンでの失礼にならない書き方を紹介します。
 
 
ビジネス文書における敬称の適切な使用は、相手への尊重とプロフェッショナリズムの表れです。
ビジネス文書の宛名において「御中」と「様」を使い分けることは、基本中の基本です。
「御中」は組織や団体宛ての文書で使用し、「様」は個人宛ての文書に使用します。
このシンプルなルールを遵守することで、文書が正確にかつ礼儀正しく相手に届けられます。
ではポイントをみていきましょう。
 
まずは、「御中」の使用例についてです。
組織や団体に対して使用します。
特に、組織名の後に付けることで、その組織内の適切な担当者に文書が届くようにします。
 
そして、「様」の使用例についてです。
特定の個人に対して使用します。
個人名の後に付けて、その人への直接の連絡や尊敬の意を表します。
 
宛名書きのとき記載を間違えてしまったら、新しい封筒やハガキを使って初めから書き直すのが原則です。
どうしても替わりの封筒やハガキがないときは二重線で訂正し、修正液や修正テープは使わない方が与える印象は悪くなりません。
 
もし修正液を使ってしまうと、書き直しの手間や封筒代を惜しんでいるような印象を相手に与えてしまいます。
相手に不快な思いをさせないためにも安易な修正手段は避けるべきです。
 
 

□ ビジネス文書で避けるべき誤用とは?

 
「御中」と「様」の誤用は、ビジネス文書の印象を損なう原因となります。
例えば、「御中」と「様」の併用や不適切な使用は、文書のフォーマルさを損ね、相手に不快感を与える可能性があります。
ではポイントをみていきましょう。
 
1:「御中」と「様」の併用の誤り:これらの敬称は目的が異なるため、同一の宛名で併用することは避けるべきです。
 
2:正確な部署名や個人名の確認:宛名には正確な部署名や個人名を使用し、誤りのないようにしましょう。
 
3:敬称の適切な選択:文脈に応じて「御中」や「様」を適切に選択し、文書の正確性と礼儀を保ちます。
 

□ まとめ

 
「御中」と「様」の適切な使用は、ビジネス文書の礼儀とプロフェッショナルを示す上で極めて重要です。
この記事を通じて、これらの敬称の正しい使用方法を理解し、ビジネスシーンで失礼のない文書作成を心がけましょう。
正しい知識とマナーを身につけることで、ビジネスの場でも信頼と尊敬を得られます。
この記事が参考になれば幸いです。
 

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