「封筒の文字の色は、何色がいいかな」
「文字色でおすすめの色は何だろう」

封筒に避けた方が良い文字色や、紙色との相性があるのをご存じでしょうか?

今回は、おすすめの封筒の文字色と、文字色に特別な意味がある場合についてご案内します。

□ 封筒の文字の色選びのコツについて

文字の色でおすすめなのが、ブラウンやネイビーなどの暗めの色です。
紙色に左右されにくい色で、文字が読みやすく仕上がります。
また、黒よりも柔らかい印象になるので、黒はつまらないと感じる方にもおすすめです。

紙の色と文字の色を同系色でまとめると統一感が出て、印象よく仕上がります。
例えば文字色にネイビーを選択した場合、紙色はグレーやブルーなどの寒色系の色を選ぶと良いでしょう。
逆に文字色がブラウンの場合は、オレンジやクリームといった暖色系の色の紙がおすすめです。

ただし、文字色と紙色を同系色で統一する際の注意点として、文字色を明るくすると読みづらくなってしまう点に気を付けましょう。
文字を目立たせたい場合は、文字色と紙色の色を真反対の色に設定するのがコツです。

□ 文字の色に特別な意味がある場合について

封筒にカラフルな文字を使用するのは良いですが、色によっては、相手に特別な意味を伝えてしまうものもあるので、把握しておきましょう。

文字色が緑の意味とは?

緑色は、中世のヨーロッパの果たし状をしたためる際に使われていた色です。
そのため緑で書かれた手紙には「決別」の意味があるとされるため、誤解を招かないためにも避けた方が無難でしょう。

文字色が赤の意味とは?

こちらも緑と同じく、縁起の悪い意味を持っています。
赤は血を連想させる色のため、フランスでは死を象徴し、日本では血判状や絶交状の文字色として使われてきました。
さらに中国では、皇帝が死刑執行を命ずる時の命令書にも、赤い文字が使われていました。
そのため、赤い文字は「この世との絶縁」を意味し、墓石の死者名も赤く塗られるケースがあります。

このように、赤色の文字は世界を通じて縁起の悪い意味を示しているので、絶縁を知らせる手紙以外には使わない方が良いでしょう。

□ まとめ

今回は、おすすめの封筒の文字色と、文字色に特別な意味がある場合について紹介しました。
文字色は、暗めで赤や緑を避けた色にしましょう。
また紙の色も重要なので、ぜひ紙と文字をセットで考え、同系色や反対色を上手に使い、自分らしい封筒をデザインしてみてください。

 

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