封筒の貼り方には、さまざまな方法があるのはご存じですか。
使う場面や送る相手によって、貼り方にまでこだわることは非常に重要です。
そこで今回の記事では、封筒の様式や貼り方について見ていきましょう。

□封筒の貼り方を様式別に紹介!

*封筒の様式

封筒は大きく分けて、和封筒洋封筒の2種類が存在します。
和封筒は、書類の封入口が短い方の辺にある様式で、日本ではビジネスの場面で、最も頻繁に使用される封筒です。
洋封筒は、書類の封入口が長い方の辺にある様式で、挨拶状や招待状を送るのに最適な封筒です。
それぞれの封筒で貼り方は異なってくるため、封筒の貼り方を、様式別に見ていきましょう。

和封筒の貼り方

和封筒の貼り方は3通りあります。
まず1つ目は、センター貼りという貼り方です。
センター貼りは、裏面の縦の中央で貼り合わせを行い、その後に下の部分を折り返して貼り合わせる方法です。
和封筒では、最もオーソドックスな貼り方と言えるでしょう。

次に2つ目は、内貼りです。
この貼り方は、封筒の端に張り合わせ部分を持ってきて、のりしろ部分を内側に隠す方法です。
貼り合わせを端にすると、均等に力をかけられ、印刷がきれいに仕上げられるでしょう。

3つ目に紹介するのは、外貼りです。
外貼りは、封筒の端に張り合わせ部分を持ってきて、のりしろ部分を上にかぶせる方法です。
内貼りとは異なり、封筒の内部にひっかかる箇所がないため、書類を入れやすいでしょう。

洋封筒の貼り方

洋封筒も3通りの方法で貼れます。
1つ目の貼り方は、カマス内貼りです。

カマス内貼りは、両端にあるのりしろ部分を折り返して、その上から下部の折り返しを重ねる方法で、両端ののりしろは内側に隠れます。
広い封入口となるため、自動封入機を用いた作業と相性が良いでしょう。

2つ目に紹介するのは、カマス外貼りです。
この貼り方は、下部を折ってから、その上に両端を折り返し、貼り合わせる方法です。
カマス封筒の場合は、内貼りが一般的ですが、書類のひっかかりを防ぎたい場合は、外貼りの方が良いでしょう。

最後に紹介する貼り方は、インボイス貼りです。
閉じる部分が三角形のため、展開図は台形になり、のりしろは斜めになります。
貼り合わせは、上下左右で対称となり、欧米の封筒でよく見られます。
日本では、招待状や案内所を送る際に使用することが多いでしょう。

□まとめ

封筒の貼り方を様式別に紹介しました。
封筒には、大きく分けて2つの様式があり、貼り方も異なります。
それぞれの特徴を理解した上で、適切な貼り方を選びましょう。
ぜひ封筒を送る際には、この記事を参考にしてください。

 

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