
郵便料金を下げるには、封入する紙の枚数を減らすことを思いつく方も多いのではないでしょうか。
しかし、DMの訴求力は下げたくないものです。
「DMの訴求力は落としたくない。でも、重さで料金が上がってしまう…」
この記事ではDMの質を落とさずに、1g単位でコストを削減するための、「最適な紙厚(斤量)」の見つけ方と、賢い紙の選び方の裏技をご紹介します。
わずか「1gの差」を意識することで、DMコストの軽減につながるのです。
目次
DMコストを決定づける「紙の重さ」の仕組み
まず、紙の重さがDMの郵送コストにどう影響するかを見てみましょう。
「斤量(きんりょう)」がコストを分ける
紙の厚さや重さは、「斤量」もしくは「坪量(つぼりょう)」で表見され、単位はg/m²です。
1平方メートルあたりの紙の重さを示しています。
DMの総重量(封筒+中身)は、斤量が大きい(厚い・重い)紙を選ぶほどどんどん増えます。
DMの総重量が郵便料金の「重さの境界線」(例:50g、100g)未満に収まるかどうかは、この斤量がポイントです。
訴求力と重さのバランスがポイント
厚みのある紙は高級感や重要性を出しやすいので、DMとしても訴求力を高める効果があります。
しかし、重くなるほど郵便料金が高くなるので、厚みがあればあるだけ良いというものではありません。
- 受け手に与えたい訴求力(高級感、耐久性)
- DMがクリアすべき郵便料金の境界線(コスト)
訴求力とコストのバランスを見極めることが必要です。
ミリ単位やグラム単位でちょうど良い紙を選ぶようにしましょう。
訴求力を保ちながら「紙の重さ」を削るには
DMの質を落とさずに総重量をできるだけ抑える方法をご紹介します。
封筒の「斤量」を見極める
DMの総重量を削減する上で、封筒自体を作る紙の斤量を見直すことが最も効果的です。
現在使用している封筒の斤量(例:85g/m²、100g/m²)を確認します。
DMの総重量が料金境界線をわずかに超えてしまう場合、ワンランク軽い斤量の紙(例:100g/m²から85g/m²へ)に変更することを検討しましょう。
封筒の「透け対策」をする
重さを軽くするため薄い紙を選ぶと封筒の中身が透ける可能性があるため、注意が必要です。
受け取ったときにDMの内容(個人情報、価格情報など)が透けてしまうと、企業としてのセキュリティ意識に疑問を持たれたり、ブランドイメージに悪影響を及ぼしたりするリスクがあります。
透けを防ぐ方法として、不透明性を持たせた紙を選ぶのも良いですね。
封筒の内側に模様や濃い色を印刷する「中面印刷」も、封筒の透け対策に効果的です。
企業ロゴやデザインを印刷することで、開封時のオリジナリティとブランド訴求力の向上に期待が高まるでしょう。
色のついた封筒を選ぶことも、視覚的に透け感を軽減するのに役立ちます。
チラシ情報を「集約」する
複数のチラシや案内を同封すると、総重量はあっという間に増えます。
伝えたい情報が多い場合は、圧着はがきを活用したり、両面印刷をしたりして、チラシの枚数を減らしましょう。
両面印刷は、中身の情報を減らさずに重さ削減ぬつながる効果的な方法です。
DMではメインメッセージと特典だけを伝える中身にするのもおすすめです。
詳細情報はQRコードで特定のWebサイトに誘導するなど、紙の役割を「誘導」に絞ることで軽量化が図れます。
まとめ
DMの郵送コスト削減において、紙の「厚さ」は、1gの誤差がコストを左右する決定的な要素です。
訴求力を保つ厚みを確保しつつ、総重量を料金境界線以下に抑えることが、コスト削減のコツです。
封筒の「地の色」や「中身の集約」といった裏技を活用し、DMの費用対効果を最大化しましょう。

