封筒印刷のカラーデザインは開封率に大きく影響を与えます。人を引きつける色や目立つ色であれば、開封率が上がり、集客も大きく変化するでしょう。

逆に、悪い印象を与えてしまう色もあります。

「では、どのような色だと、集客が上がるの?」今回は、そんな悩みに答えていきたいと思います。

■インパクトのあるデザインで集客率アップ!?

インパクトのあるデザインは、集客率を上げる一つの方法だと考えられます。

そこで、色の組み合わせである「配色」が重要になります。

例えば、文字の色は茶色にして、封筒の色は白色にすることを配色と言います。ただ、配色によっては、見えづらく、ターゲットに悪い印象を与えてしまいます。

では、どのように組み合わせれば、インパクトのあるデザインになるのでしょうか。

・補色配色で、ターゲットにインパクトを与えられる

色相環という言葉をご存知でしょうか。

色相環というのは、色相(色味の違い)を環状に配置したものです。赤・橙・黄・緑・紫というように連続的に変化して知覚されます。

そして、補色というのは、この色相環で反対側にある色同士のことです。

例えば、12色相環の場合は、黄色と紫色のペアがそれにあたります。色相の差が大きいため、インパクトが強く、目立たせて、開封率に大きく影響を与えます。

■補色配色で注意する点とは!?

では、補色配色すべてがターゲットにインパクトを与えられるのかというと、そういうわけではありません。

12色相環だと、「黄・紫」「橙・青」「赤・緑」「黄緑・赤紫」などのように、多くのペアをつくることができます。

しかし、なかには見にくい配色になってしまうペアもあります。

・無彩色(白・黒・灰)を上手く使う

それは、彩度(鮮やかさ)の高い色同士を組み合わせた場合です。

この現象を「ハレーション」といって、不快感を与えることが少なくありません。
彩度というのは、白や黒に対する純色の量のことで、純色の量が多いほど鮮やかで、少ないほど淡くなります。そして、彩度が高い色は、純色の量が多く、鮮やか色のことです。

 

ですから、彩度が高い「赤」と「緑」の組み合わせだと、ハレーションが起こります。
このハレーションを解決する方法として、無彩色(白・黒・灰)を色と色の間に挟む方法があります。

今回の場合だと、「赤」「白」「緑」の組み合わせにすれば、良い印象を与えられるでしょう。

 

いかがでしたか。

色相環で反対側にある色同士の組み合わせは、ターゲットにインパクトを与えられます。

しかし、補色配色のなかには、逆に、悪い影響を与えてしまうこともあります。

そういうときは、無彩色である「白」「黒」「灰」色を活用すれば、ハレーションを解決できるでしょう。

DMの封筒印刷でインパクトを与えたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

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