ダイレクト・マーケティングの種類と可能性

さまざまな社会環境の変化、個人の嗜好の多様化に伴い、ダイレクト・マーケティングが急速に普及しています。

ダイレクト・マーケティングは、より大きな顧客価値を生み出すためのしくみづくりが成功のカギとなります。

Ⅰ.マス・マーケティング

標準化された商品を大量生産し、大量に市場に販売するマーケティング手法です。

・個々の顧客との関係が希薄で、消費者のニーズや欲求を把握しにくい。
・広告費、販売経費などのコストがかさみ、非効率。

Ⅱ.ダイレクト・マーケティング

各顧客に、個別で最適の商品を、各媒体を通じて販売するマーケティング手法です。媒体には、電話やカタログ、テレビ、インターネットやメールなどの活用があります。

顧客との関係作りの重要性を見ても分かるように、会社にとって顧客とのコミュニケーションは、単に商品が売れればいいというものではありません。

高いレベルで顧客に価値をもたらし、満足を与えるには、社内の他部門と連携し、さらには供給業者、流通業者をも巻き込んで、今以上に大きな顧客価値を生み出すためのしくみづくり(バリュー・チェーン)が、会社には要求されています。

販売者である会社と購入者である顧客の双方にメリットがあるため、ダイレクト・マーケティングは今後も拡大すると言われています。

【会社側の利点】
・よりターゲットを絞った販売戦略が可能。
・顧客との1対1の緊密で長期的な関係を築くことができる。
・個別のアプローチを行うことで情報の顧客への到達度が高く、効果的に顧客のニーズを収集できる。
・セールスパーソンの販売経費を抑えられる。
【顧客側の利点】
・店に出向いて商品を購入する時間や手間を省ける。
・個別の注文に応じた商品を手にすることができる。

①テレマーケティング

電話で販売

②ダイレクト・メール・マーケティング

商品情報、お知らせなどを郵便、メールで送る。

③個別で販売

個別に訪問して販売

④カタログ・マーケティング

商品カタログを店頭、郵送、オンラインで配布する。

⑤ダイレクト・レスポンス・テレビ・マーケティング

テレビを通じて商品を販売する

⑥オンライン・マーケティング

インターネットを通じて商品を販売する。

 


ダイレクト・マーケティングは、個別で商品を販売し、会社と顧客に利益を生み出します。

 

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